中登別で耐火煉瓦の粘土を掘っていた について知っていることをぜひ教えてください

 本日、中登別の山本栄一さんに中登別で粘土を採掘していたことを聞いた。山本さんは昭和11年1月生まれの81歳の方で昔は土木工事の型枠作業を鹿島建設のもとで行っていたそうだが、彼が中学のころ、親戚の林良一さんがその採掘に関わっていたので、中学生のころ何度か見に行ったことがあるそうだ。山本さんが採掘現場を見たのは年齢から推定して昭和24年から27年くらいの間と考えられます。親戚の林良一さんが日本製鋼所へ勤めていて、製鋼所の高炉の耐火煉瓦にする粘土を掘っていたらしい。馬も使って運んで、会社までの運搬は日通が行っていたそうだ。採掘は3年ぐらいでどういうわけか取りやめてしまったそうだ。おそらく何かの事情で掘れなくなったか、質が悪くなったか何かの問題が生じたのだろう。

 林さんや山本さんは戦後、疎開で中登別へ移ってきたそうだ。