大峠を境に風景は変わる について知っていることをぜひ教えてください

 登別は雨が多いところとして有名だ。しかし、近隣の伊達市に行くと晴れていることが多い。天気の変わり目は何処なのか、雲の分布はどうなっているのか?気になったので自宅からオロフレ峠を通過して壮瞥~洞爺湖~伊達市を回ってみた。この日は(平成30年7月29日)幌別鉱山町は霧雨模様の天気で霧も出て寒々とした風景だった。オロフレ峠へ登ると、かすかに天空に太陽が浮かんでいるのが分かる程度で、視界は霧の中だった。峠では雲がかなりの勢いで吹き飛んでいた。そこから道々洞爺湖登別線を壮瞥側へおり始めると青空が見え出して視界は広がった。途中に展望台が黄渓の近くにある。ここから大峠を見渡すと峠の向こうは(自宅のあるところ)雨雲が停滞している。そして峠を乗り越えて細長い雲が伸びていた。大峠の南が幌別鉱山町、北が壮瞥の黄渓だ。こんなに近くになのに天気は雲泥の差。自宅は今頃は雨のなかだろう。黄渓は昔、イオウを採掘していて幌別鉱山の一部だったという歴史がある。

 洞爺湖は快晴で気温も29度を超えていた。かなり熱い。しかし車を移動して伊達方面から室蘭へ向かうとどんどん空が雲に覆われて気温も下がり、霧の中に舞い戻ってしまった。気温は21度になっていた。自宅はやはり雨の中だった。そしてしつこく車をもう一度、伊達へ走らせてみた。やはり伊達は晴れだった。登別市内に漂っている低い雲の上はこんなにも明るい空があるのにそれを見られない太平洋岸の雲と霧と雨は短所でもあり長所でもある。もう少し壮瞥と天気を分けることができたらお互いにメリットは大きいだろうにと思うが、車で動くとことができれば短い時間で雨と晴れを体験できるとても珍しい場所に住んでいるのかもしれない。