登別市役所横セブンイレブンの地盤

 

 登別市役所横でセブンイレブンを建設中だ。この敷地の看板基礎がほりあげてあった。7月に入り、通るたびこの地盤の断面を見てみたいという欲望に駆られたが、自分が仕事に関係している場所では無いので躊躇していたが、歩道から見てみるくらいはいいだろうと思い、露頭断面を観察してみた。


 表面から20cmはおそらく人工土で、かつて敷地にあった以前の建物を建設する際に地表部の土に覆いかぶさったのだろう。

 そこから30cmは黒土でもとの地表面と思われる。このあたり一帯には30cmにも及ぶ黒土が広がっていたのだろう。

 黒土の下は20cm+は黄土色の細砂?と思われるが手にとって観察していないので断定は出来ない。

 

 ここの地盤が気になった理由は、以前、刈田神社の周囲の道路を工事に伴い掘削したときに褐色の粗粒砂が厚く堆積していたのを観察した経験があったからだ。刈田神社の砂は昔の海砂だと推定され、刈田神社あたりが波打ち際であった証拠とも考えられるものだった。それと同じような砂が見られないだろうかという思いがあり、確認したいという衝動に駆られ看板基礎を見てみたのだ。

 

令和元年7月3日