オロフレ峠の天気 について知っていることをぜひ教えてください

 今日(平成29年8月18日)のテレビの天気予報は曇りであったが、実際は朝から雨模様で一日中優れない天気だった。空の一部が明るいような気がしたので、それと何気なく雲の厚さを測りたくて、オロフレ峠へ足を運んでみた。札内台地(標高250m付近)から上は雲の中だった。オロフレトンネルを抜けると上空に雲はあるがオロフレ岳の頂上は晴れているようだ。オロフレの登山道路から標高1000m付近へ行くと雲海が見えるようだ。

 雲の暑さは1000mー250m=750mだった。オロフレ峠から降りると再び雲の中で霧雨が続いている。海岸沿いは海霧がうっすらと覆っている。登別市は鷲別岳~カムイヌプリ~来馬岳~オロフレ峠~加車山~クッタラ火山の外輪山と連なり、山々の南東に円弧を描いて開いている。ここに雲がぶつかり登別特有の気象条件を作っている。こんな低い山に雲がぶつかるだけで、滞って動かなくなるなんて昔はイメージできなかったが、現実的に目の当たりにするとなるほどとうなづけるものだ。雲が地形にぶつかる摩擦はすごいもんだ。