ランポッケ岬のがけ崩れ(2016) について知っていることをぜひ教えてください

 2016年にランポッケ岬のトンネルの西側近くで斜面崩壊があった。この斜面崩壊による崩れた土砂で道路が通行できなくなるほどだった。主に崩れた箇所は崖の上部の火山灰層のあたりだ。その影響で登別熔結凝灰岩のあたりも一部崩れたと思われる。

 北海道はこのがけ崩れのために昨年、地質調査を行い、何らかの対策を検討しているらしい。おそらくまた登別熔結凝灰岩などをコンクリートで固めるのだろう。私が学生のころはランポッケ岬~富浦周辺はすべて岩石が露出していて、コンクリートの防護箇所は皆無だった。そのため景色も風情があったのだが、岩石がわずかに露出しているこのあたりも斜面崩壊対策でコンクリートになるのだろう。残念だが人や車の通行のためやむをえない状況なのだろう。