子供たちと週末林業に挑戦 について知っていることをぜひ教えてください

 ととろのの里山のフイールドで伐採したカラマツを製材するために子供たちと7月9日、16日の2日間ほど丸太の皮むきを行った。道具は丸太専用の皮むきを(11000円)伊達林業から仕入れて使った。これでは3人が仕事をするには足りないので、大鎌も2本持参して皮むきにトライした。

 玉切りした丸太は通常、伐採したら長期間フイールドに置きっぱなしにすると木材が腐ったり虫が大量に入り、木材として使えなくなるのが普通だ。しかし、あえて1年半ほどフィールドに寝かせたままにした。なぜならフイールドは冬期間しか木材を運び出せない地理的な条件にあるからだ。フイールドへ行くには相良さんの牧草地を通らねばいけない場所、袋小路なのだ。また、今回の様に新月木伐採した木材は虫の出る夏期間を経ても良い木材になるであろうかという実験もかねていた。

 木材の樹皮をはぐと虫の具合や木材のコンデイションが手に取るように分かった。樹皮がするりと剥ける木(23/25)となかなか樹皮が剥けない木(3/25)があった。樹皮がむけやすいのは虫が入りやすい状態、もしくは樹皮に虫の形跡がある木材であったし、樹皮が剥きずらい木は虫が入っておらずなかなかいい木材だった。製材所で樹皮向きを外注しなくて正解だった。今回伐採した木の中には立ち枯れした木も1本入っていたが、これは一番虫が入りやすい木になっていた。この木を伐採したときに伐採面は新鮮で生きていた木と遜色がなかったのだが、ここまできて大きな違いが現れた。

 

 山での作業はいつも雨降り、誰が雨男か?