富浦トンネル竣工写真? について知っていることをぜひ教えてください

 本日、高見石材工業5代目社長、社長のお母様とお会いしました。登別軟石に関わる聞き取りに伺ったのですが、採石の歴史に関して詳しいことは分からないということでした。写真もほとんど処分されたそうで、ほとんど残っていないのですが偶然にこの「富浦トンネル」の写真を見つけました。いつのものだろうかと何気なく裏面を見るとメモが書かれていました。

 「富浦トンネル、昭和6年かかり、昭和8年完成 向かって右高見勘五郎、左端より(高見?)武雄」とあります。昭和6年に工事を開始し昭和8年に完成した記されており、完成を祝う写真だと思われます。それと勘五郎さんは高見石材の2代目、武雄さんは3代目です。この2人がトンネルの前で写真を撮影したということはトンネル工事で軟石を使ったということにおそらく間違いないでしょう。石工さんが自分の作品の前で撮影した記念写真でしょうきっと。また、なにか分かれば追記させていただきます。

 トンネルの向こうには馬と人がいます。何かまだ作業が残っていたのでしょうか?通行人でしょうか?生きていたらいろいろお話を伺いたいものでした。

 

 高見石材5代目高見八代美さんより提供いただきました。