新生町2丁目のバス停が盛り上がっている
新生町2丁目のバス停が盛り上がっていることに気付いた人は何人いるだろう?。ここには昔、基礎に杭をきちんと打った看板がありました。この看板の横の道は昔は農免道路と呼ばれ、今は道々上登別~室蘭線(中央通)です。若草町から若山町までほぼ直線的に続いています。このあたりは開発される前にはキウシト湿原のような湿地帯でした。湿地を鋼砕等で埋めた場所で、海岸を埋め立てたのとほとんど同じ状態です。ですから、地面が軟弱で地盤沈下が起こりました。
なぜ、杭を打ったところが飛び出ているかと言うと、基礎に杭の無い場所は地面が下がるからです。つまり杭を打ち込んだところは地面が動かないので周りが沈下すると相対的に浮き上がったように見える分けです。ちなみのここの沈下は45cm程度です。いかに町全体が沈下したかが良く分かる風景です。
キウシト湿原との位置関係をご覧ください