先日(令和元年6月9日)、急遽、本州の方たちをアフンルパロへ御案内することになった。参加者はどういう人か知らなかったのですが、後からわかったことですが。一人は通常見えないものが見える人、そして一人は聞こえる人、一人は自動書記が突然、起こる人だったらしく、たずねるまで何も言わなかったが、驚くようなことを教えてくれた。やはりシャーマン的な感覚の持ちぬしだったようです。このようなアフンルパろはなぜアイヌの伝説になるのか、それは本当なのか?と常々思っていましたが、この人たちのお話を聞くと分かるような気がしてきました。アイヌのシャーマンと共通の理解能力があると、伝説もある程度の事実や史実に近くなるのではないか。昔のアイヌのシャーマンが、ここで見て、聞いて、それを口碑伝承したのではないか。そう思えてきた。