1892年(明治25年)に室蘭本線が敷設される前にすでに、登別軟石が採石されていた。当時はフンベ山の北側から採取した間知石を鉄道工事や夕張の住宅造成工事にかなり使用されていたと言われている。「登別市史」pp.817より

このページはその鉄道を道筋を図示します。

石の道

夕張線と室蘭本線の合流が追分駅付近とした、道筋を見ると、この線路は夕張の石炭を室蘭港に出荷することを目指していたことが理解できます。また、夕張から追分の間は、トンネルを掘らなくてすむ、川沿いの安定してした地盤に線路が敷設されたことがその曲線で理解でます。追分から登別までの間、平野部はできる限り直線で効率を図り、登別川河口の比較的小さな平野の両端だけはトンネルを掘った方がいいという判断があつたのでわと、地形から想像します。