陰の沢の丘の上へ登る について知っていることをぜひ教えてください

 幌別鉱山陰の沢坑の周りの丘の上には開拓者が何人か住んでいたという。写真に見える道路は道々弁景~幌別線だ。冬にここから崖の斜面を見ると九十九折の道が見える。ここが開拓者の子供たちの通勤、通学路に使われたそうだ。丘の上の住宅からこの斜面をおりて幌別鉱山町の小中学校へ通ったのだそうだ。

 この丘を降りると軽便鉄道が幌別から鉱山町まで通じていて、これに乗せてもらい学校へ通った人もいるそうだ。今の時代でも山奥のこんな不便な水もない地区へ引っ越して開拓に従事するのは途方もないことの様に思える。この時代の人々の努力に感嘆せずにはいられない。