保寿寺 入り口保寿寺(ほうじゅじ)、天龍山は、久野にある曹洞宗の寺院。本尊は釈迦如来。開山は久野・総世寺8世・大岳宗純(天正14年・1586没)。(1)(2)

江戸時代には総世寺の末寺だった(1)

沿革

創建は『風土記稿』には弘治元年(1555)とあり(1)、『皇国地誌久野村誌』には天正6戊寅年(1578)とある(2)

寛文12年(1672)の久野村の記録では、山号は「天岳山」とされている(1)

はじめ「保寿庵」と呼ばれていたが、延享2年(1745)に寺号の許可が下りた(1)

境内

境内社

境内に白山社があった(1)

土砂災害警戒区域

保寿寺の境内を含む久野川南岸の区域(41029 第2星山沢)は、神奈川県の土砂災害警戒区域(土石流)に指定されている(2012年12月21日 告示第659号)(3)

寺紋

寺紋は五三桐(2019年調査)

参考資料

  1. 風土記稿
  2. 田代道彌「皇国地誌久野村誌(草稿本)の発見」『おだわら 歴史と文化』第13号、小田原市役所企画部市史編さん課、2000年3月、41-42頁
  3. 神奈川県土砂災害情報ポータル 区域図