八幡神社(はちまんじんじゃ)は、清水新田にある神社(1)。2021年1月1日現在、神社本庁傘下の被包括宗教法人(1)。
沿革
『風土記稿』のとき、清水新田の鎮守は村持ちの若宮八幡社で、元は小名・硯石にあったが、宝暦年間(1751年 - 1764年)の洪水の後、隣村だった府川の土地を借りて鎮座した、とされていた(5)。
1873年(明治6)、村社に指定された(7)。
1930年(昭和5)頃、放火にあって社殿と境内の大松が全焼(6)。その後、社殿が再建された(6)。
1953年(昭和28)、宗教法人となった(7)。
1984年当時の境内には十数本の桜の大樹が生えていた(6)。
2020年5月に、本町の松原神社から神輿を譲り受け、2021年3月28日に上清水児童公園で地域住民へのお披露目が行われた(4)。
境内
1981年当時の境内は87坪(約288m2)(7)。下清水新田の山麓地に立地している(6)。
土砂災害特別警戒区域
八幡神社の境内を含む清水新田1-2の区域(206-H26-175 清水新田1-2)は、神奈川県の土砂災害特別警戒区域(急傾斜)に指定されている(2021年3月19日 告示第150号)(3)。
年中行事
月日 | 祭礼名 |
4/3近い日曜日(注) | 春季例大祭 |
資料:神奈川県神社庁(2) 注:1981年当時は、4月3日(7)。
リンク
- 【神奈川】地元の動画素材ch「神奈川県小田原市 八幡神社(清水新田)」YouTube、2020年11月19日
参考資料
- 神奈川県ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 宗教法人 > 宗教法人について > 神奈川県知事所轄の宗教法人 > 宗教法人名簿(令和3年1月1日現在) > その他1 宗教法人名簿(PDF:708KB)
- 神奈川県神社庁ウェブサイト>神社詳細>八幡神社、更新時期不明、2023年2月10日閲覧
- 神奈川県土砂災害情報ポータル 区域図
- 「子ども神輿を初披露 小田原市清水新田で」タウンニュース 小田原・箱根・湯河原・真鶴版、2021年4月3日号
- 『風土記稿』成田庄 清水新田 若宮八幡社
- 穂坂1984:穂坂正夫「清水新田八幡神社(沿革と縁起)」富水西北史談会 編『ききがたり 富水西北の歴史 第1巻』富水西北公民館、1984・昭和59、32-33頁
- 穂坂1984:32頁 - 『神奈川県神社誌』(1981・昭和56刊)による。