善光寺(ぜんこうじ)、華葉山龍雲院は、栄町にある浄土宗の寺院(1)(3)。本尊は阿弥陀如来(3)。
もとは、光誉竜雲(文禄元年・1592没)が荻窪の寺町(中町・扇町)に創建した浜町・誓願寺の末寺で「華葉山(花業山)一乗院龍雲寺」と号し(3)(4)、『風土記稿』にも掲載がある(4)。その後、廃寺となって墓地は誓願寺に合併された(3)。
1883年(明治16)に、信州生まれの沼田・西念寺の僧・松蔭宣竜(説誉)(大正12年・1923没)が龍雲寺の廃寺跡を購入し、1885年(明治18)に堂宇を建立。自身が開山となって、長野・善光寺から分身を迎え、寺号を「善光寺」と改めた。(3)
境内
1962年当時の境内地は240.59坪(約795m2)で、境内には亜鉛葺きの本堂(32坪・約106m2)と庫裡(15坪・約50m2)、ならびに仏堂(1坪・約3.3m2)があった(3)。
年中行事
善光寺参り
2017年9月10・11日、2018年9月9・10日および2019年9月8・9日に、住職が先達を務める長野・善光寺への参拝旅行が実施予定とされている(2)。
寺紋
リンク
参考文献
- 神奈川県ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 宗教法人 > 宗教法人について > 神奈川県知事所轄の宗教法人 > 宗教法人名簿(令和3年1月1日現在) > その他1 宗教法人名簿(PDF:708KB)
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タウンニュース 小田原・箱根・湯河原・真鶴版
- 「一度は参れ、善光寺 9月10・11日 参加者募集」、 2017年8月26日号
- 「長野善光寺を参拝 9月9日・10日 参加者募集」2018年8月18日号
- 「令和も参れ、善光寺 参加募集」2019年8月24日号
- 大橋俊雄『浄土宗神奈川教区寺院誌』神奈川教区教務所、1962、p.297
- 『風土記稿』荻窪村 龍雲寺