国府津キリスト教会(こうづキリストきょうかい)は、国府津4丁目にあるキリスト教系単立の教会(1)。
沿革
1928年(昭和3)7月、当時、小田原中学の4年生だった朝倉健一とその両親がクリスチャンになった(2)。
翌1929年(昭和4)12月、朝倉一家を含む数人の集団で国府津1330番地に国府津教会を結成(2)。多納牧師を迎えて、本格的な伝道を開始した(2)。その後数年で、小田原・下曽我・二宮に教勢を拡大した(2)。その間に3人の牧師が交代した(2)。
1938年(昭和13)4月、堀川牧師のとき、会堂を国府津駅前に移転(2)。この頃には、正会員53人、準会員100余人を擁していた(2)。
1943年(昭和18)3月、東条英機内閣の命令により解散(2)。もと教会の牧師だった村瀬某は、東条内閣の弾圧・迫害にあって死亡した(2)。
戦後、再起し、会員が増加したため、1950年(昭和25)9月に国府津駅の正面に新しい会堂を建設(2)。
(時期不定で)カペナント教会と提携することになり、日本初のカペナント教会となった(2)。
参考資料
- 神奈川県ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 宗教法人 > 宗教法人について > 神奈川県知事所轄の宗教法人 > 宗教法人名簿(令和3年1月1日現在) > その他1 宗教法人名簿(PDF:708KB)
- 国府津町誌編纂委員会「国府津基督教会」『国府津町誌』国府津町、1954、205頁