宗久寺(そうきゅうじ)、宝砂山は、板橋にある曹洞宗の寺院。本尊は正観音。天正元年(1573)に板橋・香林寺7世の僧・鳳山龍徹(天正10年・1582没)によって創建された。中興は尭室(寛文5年・1665没)。江戸時代には板橋・香林寺の末寺だった。(1)
本尊
本尊の正観音像は像高1尺5寸(約45cm)で、恵心の作とされていた(1)。
銅鐘
本堂軒先の銅鐘は、1976年(昭和51)の本堂落慶を記念して鋳造されたもの(2022年調査)。
寺紋
寺紋は三つ鱗。(2019年調査)
リンク
- 紋谷幹男「第1708回 宗久寺(そうきゅうじ)曹洞宗/神奈川県小田原市板橋」『お宮、お寺を散歩しよう』2015年8月15日
- 著者不明「宗久寺 (小田原)」『何気ない風景とひとり言』2014年8月16日
参考資料
- 『風土記稿』