富士見の桜(ふじみのさくら)は、1993年当時、桑原にあった桜並木。
1986年(昭和61)に地域の篤志家が桜の苗木30本を富士山のみえる地に植え、毎年、消毒・剪定の管理を行った(1)。桜の木は成長して、春に花が咲くようになった(1)。
そこで桑原の自治会長が音頭を取って、「富士見の桜」と記した記念碑を立てた(1)。
また老人クラブの会員が、春・秋のレクリエーション活動として草刈り作業をし、花見がしやすい場所となった(1)。
桑原公民館では当時、毎年4月の第1土曜日を「観桜会」と称し、自治会員に呼び掛けて、花見の会を催していた(1)。
参考資料
- 小田原市公民館連絡協議会『公民館 市公連40年のあゆみ』同左、1993・平成5年2月、54頁