小田急線(おだきゅうせん)、小田急小田原線(おだきゅうおだわらせん)、小田原急行電鉄(おだわらきゅうこうでんてつ)
沿革
1927年(昭和2)4月1日、新宿-小田原間(82.08km)が開通した(1)(2)。所要時間は2時間23分、運賃は1円36銭だった(2)。このとき38駅が開設され、山谷駅、海老名国分駅が廃止されたほかは、1994年当時とあまり変わりない状況になった(2)。同日、沿線各地で開通祝賀会が開催された(2)。開業当初は事故が頻発した(2)。
全線複線化後、新宿-小田原間の所要時間は、1時間45分に短縮された(2)。
1929年(昭和4)、日活の映画『東京行進曲』の同題の主題歌(作詞:西条八十、作曲:中山晋平)に小田急のことがうたわれ、東京から箱根方面への新しい幹線としてよく知られるようになった(『小田急50年史』による)(2)。
1950年(昭和25)8月、箱根湯本駅に乗り入れ(1)。
1952年(昭和27)4月、蛍田駅開業(1)。
1955年(昭和30)10月、国鉄御殿場線に乗り入れ(1)。
リンク
- 小田急電鉄 ウェブサイト
参考資料
- 「年表」播摩晃一ほか編『図説 小田原・足柄の歴史 下巻』郷土出版社、1994、148-151頁
- 宇佐美ミサ子「小田急開通」同書72-73頁