市公連(しこうれん)、小田原市地区公民館連絡協議会(おだわらしちくこうみんかんれんらくきょうぎかい、1952年 - 1955年)、小田原市公民館連絡協議会(1955年 - )は、市内の中央公民館をはじめとする市立公民館と、地区公民館によって結成された連絡会議。神奈川県公民館連絡協議会(県公連)、全国公民館連絡協議会ないし全国公民館連合会の下部組織。
沿革
1952年(昭和27)7月6日、中央公民館および地区公民館10館により、月例の連絡会議として小田原市地区公民館連絡協議会が結成された(2)(3:83)。1館あたりの分担金は1,000円/年だった(3:83)。
1955年(昭和30)2月8日、会則の一部を改正し、名称を小田原市公民館連絡協議会に変更(3:83)。
1963年(昭和38)2月6日、第4回県公民館大会、小田原市民会館で開催(3:84)。
同年4月1日、会則の一部を改正し、役員の任期が1年から2年となった(3:84)。
1965年(昭和40)4月、市公連に市から補助金3万円交付(3:85)。
1966年(昭和41)当時、運営経費として年額1,000円/館の負担金があり、月例の会議を開催していた(1)。
1971年(昭和46)9月27日、市民会館小ホールにおいて、市教育委員会と市公連の主催で、第1回小田原市公民館大会が開催された(3:86)。
1974年(昭和49)5月から、地区公民館実験研究委託事業が単年度で実施されるようになった(3:86)。
1975年(昭和50)4月、分担金年額が2,000円/館に引上げ(3:87)。
1976年4月から、地区公民館実験研究委託事業が2年間の継続事業となった(3:87)。委託料は年額5万円/館(3:87)。
1980年(昭和55)4月、地区公民館実験研究委託事業をモデル公民館研究委託事業と改称(3:88)。
1981年(昭和56)5月22日、市公連分担金年額が3千円/館に引上げ(3:88)。
同年10月4日、第1回の公民館長等研究集会開催(3:89)。席上、『市公連だより』の創刊号が配布された(3:89)。
1993年(平成5)2月6日に40周年記念誌『公民館 市公連40年のあゆみ』を発刊(3:94)。
組織
上部組織として神奈川県公民館連絡協議会(県公連)があり、更に全国公民館連絡協議会(1)ないし全国公民館連合会(2)に加盟していた。
小田原市公民館大会
1971年(昭和46)に市教育委員会と共催で第1回大会が開催されて以来(3:86)、1993年(平成5)2月6日開催の第22回大会まで(3:94)、毎年(2月に)、小田原市公民館大会を開催し、地区公民館の事業推進に寄与した関係者の表彰を行っていた(2)(3)。
大会では、市から委託された地区公民館実験研究委託事業(のち「モデル公民館事業」)について、事業を実施した地区公民館が発表・報告をしていた(2)。
館長等研究集会
1981年(昭和56)10月4日の第1回開催以来(3:89)、1992年(平成4)6月27日開催の第12回大会まで(3:94)、年に1回、館長等研究集会を開催(2)(3)。
市公連だより
1981年(昭和56)10月の創刊号配布以降(3:89)、1992年(平成4)8月31日発行の第23号まで(3:94)、機関誌『市公連だより』を発行(3)。
リンク
- 神奈川県公民館連絡協議会 ホームページ
参考資料
- 小田原市中央公民館『小田原の公民館』小田原市教育委員会、1966・昭和41年3月、17頁
- 40周年記念誌編集委員会『未来へ 私たちの公民館 小田原市中央公民館40周年記念誌』小田原市教育委員会 中央公民館、1990年12月、20,133頁
- 小田原市公民館連絡協議会『公民館 市公連40年のあゆみ』同左、1993・平成5年2月、83-94頁