戦時下の小田原地方を記録する会(せんじかのおだわらちほうをきろくするかい)は、1979年(昭和54)に、神奈川県西部2市8町の様々な戦争体験を記録し、地域に発信することを目的として発足した団体。2005年当時、会員は飯田耀子代表ほか5名で、事務局は栄町3丁目に置かれていた。交流先団体に「空襲・戦災を記録する会全国連絡会議」「戦災・空襲記録づくり東海交流会」など。(1:86)

出版物

会誌『戦争と民衆』

地域住民の戦争体験の聞き取り調査、地域の戦争資料の文献調査の結果を掲載した会誌『戦争と民衆』を年2回発行(2005年までに第54号まで発行)。(1:86)

書籍

  • 1992、戦時下の小田原地方を記録する会『焦げたはし箱』夢工房
  • 1995、--『撃ちぬかれた本』--
  • 2000、--『市民が語る小田原地方の戦争』戦時下の小田原地方を記録する会
  • 2003、--『総合で地域の戦争を調べよう』〈戦争と民衆ブックレット1〉--
  • 2005、--『小田原地方の戦争遺跡』〈--2〉--
  • 2006、--『小田原と風船爆弾』〈--3〉--
  • 2009、--『30年のあゆみ』--
  • 2012、--『語り伝えよう小田原の戦争体験』--
  • 2018、--『未来へつなぐ小田原の戦争体験』--
  • 2018、--『ぼくたちのせーとばらい 二宮町山西のどんどやき』--
  • 2018、--『小さな町二宮のちょっと昔のこどものくらし』--
  • 2020、--『戦中戦後の箱根病院』〈戦争と民衆ブックレット4〉--

関連資料

  • 井上弘『小田原空襲』〈小田原ライブラリー4〉夢工房、2002
  • 小田原市総務課『伝えておきたい小田原の戦争と平和』小田原市総務課、2017

参考資料

  1. 戦時下の小田原地方を記録する会『小田原地方の戦争遺跡』〈戦争と民衆ブックレット2〉同左、2005