手附石手附石(てつけいし)は、石橋山古戦場の与一塚(佐奈田霊社)の丘の上にある、上面に手形のある石(2)。
『風土記稿』には、念仏坂の下にあり、手形は、石橋山の合戦のとき、佐奈田与一義忠と組み打ちした俣野五郎景久が掌をついた跡が表面に残ったものと言われていた、とある。(1)
2022年現在、石の隣にある石碑には、「佐奈田義忠/手附石」とあり、佐奈田与一の手形ということになっているようである(2)。