早川村(はやかわむら、 - 1940年)は、かつて足柄下郡に存在した村。
沿革
1876年(明治9)、足柄県が廃止され、神奈川県小田原支庁の管轄に入った際に、石橋村、米神村、根府川村、江の浦村と5ヶ村組合を組織(4:63)。戸長役場は早川村に置かれた(4:63)。
1889年(明治22)4月1日、町村制施行のとき、単独で村制施行(2:33,104-106)。
1913年(大正2)4月1日、早川村以外の4ヶ村が5ヶ村組合を離脱し、片浦村発足(1)(4:63)。
1940年(昭和15)12月20日、小田原町、足柄町、大窪村、早川村と、酒匂村の一部が合併して市制施行し、小田原市が発足(早川村は廃止)(2:121)(3:51)。
参考資料
- 「年表」播摩晃一ほか編『図説 小田原・足柄の歴史 下巻』郷土出版社、1994、148-151頁
- 『神奈川県町村合併誌 上巻』神奈川県、1958
- 「小田原市」『神奈川県町村合併誌 下巻』神奈川県、1959、49-84頁
- 「片浦村」同書62-64頁