木造 不動明王及両童子立像(もくぞう ふどうみょうおうおよびりょうどうじりつぞう)は、国府津宝金剛寺にある、高さ76.6cmの不動明王と、その両脇の高さ30cmの童子の立像。「宝金剛寺の不動明王」として古くから知られていた。

  • 『風土記稿』は、智証大師の作で、高さは2尺5寸(約76cm)としている(4)

胎内に納められている文書等から、永仁2年(1294)頃から願が起こされ、延慶2年(1309)に造立されたこと、室町時代から江戸時代にかけて何度か修理されたことがわかっている(2)
1959年(昭和34)に県の有形文化財に指定された(2)(3)

参考資料

  1. 國府津山 寶金剛寺 本尊・寺宝
    1. 仏像
    2. 仏画・古文書 - 胎内納入物
  2. 小田原市文化部文化財課「彫刻・宝金剛寺の不動明王及両童子立像 附 不動像内納入品」小田原市公式サイト、最終更新日 2013年5月31日
  3. 神奈川県教育委員会教育局生涯学習部文化遺産課『神奈川県 文化財目録 令和3年5月1日現在』2021年5月、p.28
  4. 風土記稿