東泉院記(とうせんいんき)は、2019年頃、久野・東泉院の山門脇に掲げてあった案内文の題名。以下は、その写し(漢数字は英数字になおし、読点を補った):
東泉院記
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護国山と号し、大永元年(1521)、久野総世寺(曹洞宗)第7世 大休宗恵の開山。
- 本堂は延享2年(1745)、庫裡は享和3年(1803)の建築で、山内は古禅林の面影を残し、閑寂な禅味が漂っている。
- 20世富仙秀岳(文久3年1863 - 昭和16年1941)は生涯詩禅一如の教田を貫き、蛇石集2巻を残す。/又墨跡、禅画等にも偉れ、社会教育の先覚でもあった。
- 当寺では、月例坐禅会、指月会(禅の読書会 月1回)、接心会、夏期大学、梅花講等を常時開催している。
- 11月3日(文化の日)には、墨跡、美術品等の寺宝を展示し、一般に公開している。
- 境内に、細川石屋老師報恩碑、富仙秀岳和尚碑、中川宗渕老師句碑、中河与一文学碑、間中喜雄碑がある。
- 当寺出版物「禅のみち」「菩提樹の蔭」等多数あり。
郵便番号 250-0055
神奈川県小田原市久野1565番地
電話 0465-35-3341番
東泉院