柳屋本店 小田原工場(やなぎやほんてん おだわらこうじょう、1955年 - 1994年)は、かつて南鴨宮の酒匂川河畔にあった(株)柳屋本店の化粧品工場(2)。
沿革
1954・昭和29年頃、(株)柳屋本店が、酒匂川の河畔に1万坪(約3.3ha)の敷地を取得し(3)、小田原工場(化粧品工場)の建設着工(2)。
1955年(昭和30)5月、第1期工事完了(2)、小田原工場設立(1)。
1957年(昭和32)6月、第2期工事完了、ポマードとチックの工場を新設(2)(3)。
1959年(昭和34)12月、第3期増設工事完了、ヘアクリームの工場が完成(2)(3)。
柳屋本店ウェブサイトによると、工場では、小田原周辺から集まってきた多くの若者が働いており、軟式野球部、卓球部、華道部、書道部などの部活動が盛んに行われた(3)。工場内は若々しく家族的な雰囲気だったという(3)。
1994年(平成6)、小田原工場を水戸へ移転(2)。
リンク
- YANAGIYA(柳屋本店) ウェブサイト
参考資料
- さんわ会25周年記念誌編集委員会『下府中地域 我が町の今と昔』さんわ会、2000、44頁
- 柳屋本店ウェブサイト>・・・>会社沿革、2023年4月11日閲覧
- 柳屋本店ウェブサイト>・・・>柳屋本店の歴史>第2部3. 主力商品の発売と工場新設