正寿院(しょうじゅいん)、青王山観音寺は、米神にある真言宗東寺派の寺院。本尊は不動明王。開山は長徹(寛永10年・1633没)。江戸時代には国府津・宝金剛寺の末寺で、米神村の鎮守・八幡社と山王社の管理をしていた。(1)
境内
観音堂
境内の観音堂に十一面観音が安置されていた(1)。
鐘楼
境内の鐘楼に、寛政3年(1791)鋳造の鐘が掛けられていた(1)。
土砂災害警戒区域
正寿院の一部を含む米神3-4の区域(206-H26-615 米神3-4)は、神奈川県の土砂災害警戒区域(急傾斜)に指定されている(2021年3月19日 告示第150号)(2)。
墓地
正寿院の墓地は、米神の集落から、清水川沿いの道を西に上がり、東海道本線のガードと東海道新幹線のガードをくぐった先、米神水源地の手前にある(3)。
寺紋
寺紋は五三桐(2019年調査)。
参考資料
- 『風土記稿』
- 神奈川県土砂災害情報ポータル 区域図
- 2022年調査