永昌院(えいしょういん)、仏眼山は、中町3丁目にある曹洞宗の寺院。本尊は十一面観音。開山は同町福厳寺の4世・寂幽宗姓(永禄12年・1569没)、開基は久保田治郎兵衛(法名:永昌院孝山勝忠。永正7年・1510?1月8日没。本町の住民・久保田甚四郎の祖先)。江戸時代には福厳寺の末寺だった。(1)
境内
1970年当時、建物は本堂33坪(約10.4m四方)、庫裡(2)。
久保田治郎兵衛の墓
境内に久保田治郎兵衛の墓があった(1)。
白山神社
境内に白山神社があった(1)。
寺紋
寺紋は笹竜胆。(2019年調査)
リンク
- nekata「神奈川県小田原市の石造物(観音)」石仏探訪 ー高遠石工の作品を訪ねてー、2019年1月30日
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紋谷幹男「第1736回 宗福寺(そうふくじ)曹洞宗/神奈川県小田原市浜町」『お宮、お寺を散歩しよう』2015年9月12日
- タイトルに「宗福寺」とあるが、永昌院についての報告。
参考資料
- 『風土記稿』
- 全日本仏教会寺院名鑑刊行会『〈改定版〉全国寺院名鑑 北海道/東北・関東編』同左、1970年3月(初版1969年3月)、p.420