法秀寺(ほうしゅうじ)、剣持山永昌院は、国府津にある日蓮宗の寺院。本尊は釈迦如来・多宝仏。永禄7年(1564)、日運(永禄10年・1567没)の開山。江戸時代には千代の本立寺の末寺だった。(1)
沿革
開基は剣持大蔵(慶長3年(1598)8月23日没、法名:法秀日慶)(1)。『風土記稿』のときも、国府津村の村民に子孫がいた(1)。
1938年(昭和13)に堂宇を再建(2)。
1954年当時、国府津の各地で発掘された土器類は、法秀寺で保管されていた(2)。
境内
法珉稲荷
『風土記稿』のとき、境内に稲荷社があった(1)。
1954年の『国府津町誌』によると、境内の稲荷社は法珉稲荷と呼ばれていた(2)。
寺紋
寺紋は日蓮宗橘。(2019年調査)
リンク
- mukha「「法秀寺」初題目」『あ∞うん』2007年1月7日
- 「法秀寺。釼持大蔵(法号法秀)が開基」『猫の足あと』更新時期不明
参考資料
- 『風土記稿』
- 国府津町誌編纂委員会「法秀寺」『国府津町誌』国府津町、1954、201頁