2021年1月1日現在、神社本庁傘下の被包括宗教法人(1)。
沿革
1954年の『国府津町誌』によると、津島神社の創建は貞応4年(貞応は3年・1224まで。貞応4は1225年に相当)で、露木某が尾張津島神社を勧請して「牛頭天王」と号した、としている(4)。
『風土記稿』のとき、曽我里の田島村の鎮守は、金蔵院持ちの牛頭天王社だった(5)。
明治2年(1869)から「津島神社」と称した(4)。祭神は素戔嗚命(すさのおのみこと)とされた(4)。
境内
所在地
1954年の『国府津町誌』は、所在地を「田島字尾崎」としている(4)。2021年1月1日現在の宗教法人登録では「田島境1489」(1)。
境内社
『風土記稿』のとき、田島村の牛頭天王社の末社には、稲荷社、疱瘡神社、地神社があった(5)。
土砂災害警戒区域
津島神社の境内を含む別所沢の区域(41066 別所沢)は、神奈川県の土砂災害警戒区域(土石流)に指定されている(2013年3月29日 告示第207号)(3)。
年中行事
月日 | 祭礼名 |
1/1 | 歳旦祭 |
4/7(注) | 例祭 |
11/23 | 新嘗祭 |
12/31 | 大祓 |
資料:神奈川県神社庁(2) 注:『風土記稿』にある田島村の牛頭天王社の例祭は旧暦6月7日(5)。1954年の『国府津町誌』では、例祭は4月7日とされている(4)。
リンク
- まいてぃ354「小田原市・津島神社の神輿」『まいてぃの神輿日和』2013年4月8日
-
INOUE、まいてぃ's どっこいHP>2013年小田原 田島 津島神社例大祭、2013年4月12日更新
- 澤田晃一「津島神社(神奈川県小田原市田島)」『神社訪問記』作成時期不詳、2019年1月1日更新
- 「津島神社(小田原市田島)」『かながわ いーとこ』2017年3月1日
参考資料
- 神奈川県ホーム > 教育・文化・スポーツ > 文化・芸術 > 宗教法人 > 宗教法人について > 神奈川県知事所轄の宗教法人 > 宗教法人名簿(令和3年1月1日現在) > その他1 宗教法人名簿(PDF:708KB)
- 神奈川県神社庁ウェブサイト>神社詳細>津島神社、更新時期不明、2023年2月10日閲覧
- 神奈川県土砂災害情報ポータル 区域図
- 国府津町誌編纂委員会「津島神社」『国府津町誌』国府津町、1954、197-198頁
- 『風土記稿』曽我里 田島村 牛頭天王社