潮音寺(ちょうおんじ)、龍宝山岩松院は、かつて小田原の山角町(南町)にあった浄土宗の寺院。本尊は三尊阿弥陀。元亨3年(1323)3月12日の創建で、開山は円阿安立(文和元年・1352没)。江戸時代には芝・増上寺の末寺だった。(1)
本尊の三尊阿弥陀像は、中尊が像高3尺2寸(約97cm)、脇士が1尺3寸(約39.4cm)あり、春日の作とされていた(1)。
創建当時の寺域は方8町(約873m)あったという(1)。
境内に平宰相成輔の墓があった(1)。