福田正夫詩碑(ふくだまさおしひ)は、早川の久翁寺にある福田正夫の詩碑。1966年(昭和41)6月26日、福田の15回忌のときに、遺族らにより久翁寺の墓地の側に建立された(1)。
構造
縦135cm、横110cm(1)。
碑文
みづの浅黄に早川のながれそゝぐや 朝の海 洩日あかるき沖の果て 小さき舟一つゆく渚の砂の 蟹穴もおもひでふかし波しづか ふるさとの海辺にて 福田正夫 |
資料:(1)
福田正夫生誕百年記念の碑
詩碑の脇にある石碑は、1993年(平成5)3月26日に、福田正夫の生誕百年を記念して『焔』の同人と詩人・縁者一同により建立された碑(2)。
参考資料
- 宇野応之・松野光純『小田原市の金石文(1)』〈小田原市郷土文化館研究誌3〉小田原市郷土文化館、1967、1頁
- 「福田正夫生誕百年記念の碑」の碑銘による(2022年調査)。