菊川天満宮(きくかわてんまんぐう)は、矢作にある神社(天神社)(2)(3)。菊川と県道718号線を挟んで、春光院の本堂の向かい側にある(2)(3)。
沿革
『風土記稿』のときは、春光院の境内にあり、幾久川天神(きくかわてんじん)と称していた(1)。文明10年(1478)に太田持資入道道灌が勧請したといわれていた(1)。
1893年(明治26)1月25日の「菅原道真公1千年祭」にあたり、鴨宮の岩瀬氏が、石造銅葺の社殿を再興し、菊川天満宮と称するようになった(2)。
- さんわ会2000にある現地案内板の写しには、このとき菅原道真を合祀した、とあるが(2)、『風土記稿』の頃、既に天神社は存在していた由(1)。
1923年(大正12)、関東大震災によって全壊したが、村民によって再建された(2)。
1979年(昭和54)に修復された(2)。
境内
神輿堂
2000年当時、社殿に隣接している祠は神輿堂(2)。
リンク
- 「鴨宮 菊川天満宮」小田原の端々、2011年2月22日
- 「太田道灌と矢作り村の親孝行娘お菊のお話 菊川天満宮」戦国五北条、2018年9月22日
参考資料
- 『風土記稿』
- さんわ会2000:さんわ会25周年記念誌編集委員会『下府中地域 我が町の今と昔』さんわ会、2000、49-50頁
- 2022年調査