諏訪神社（すわじんじゃ） は、府川にある神社⁽¹⁾。2021年1月1日現在、神社本庁傘下の被包括宗教法人⁽¹⁾。

沿革

『市公連40年のあゆみ』によると、諏訪神社は、1993年から500年前（推定1493年頃）に、府川の稲子氏の先祖が長野県から遷座したものという⁽⁵⁾。

『風土記稿』のとき、府川村には村持ちの上諏訪社と下諏訪社があり、上諏訪社は村の鎮守とされていた⁽⁴⁾。

2017年2月初旬から社殿の一部改修工事が行われ、同年3月26日の例大祭のとき、竣工を記念した祭式が行われた⁽³⁾。

境内

『風土記稿』のとき、府川村の鎮守・上諏訪社の社地は山の上にあって、老木が繁茂していた⁽⁴⁾。同社の辺りから久野村の総世寺の辺りまでを総じて諏訪の原と呼ぶのは、当社の社号に由来していた⁽⁴⁾。

• 『風土記稿』は、「諏訪の原」の名は古記にしばしば見えることから、当社の鎮座も相応に昔の出来事と推測している⁽⁴⁾。

下諏訪社は上社の山下にあった⁽⁴⁾。

2017年現在の境内は県立おだわら諏訪の原公園に隣接している⁽³⁾。

年中行事

『風土記稿』のとき、府川村の鎮守・上諏訪社の例祭は、旧暦3月27日だった⁽⁴⁾。

資料：神奈川県神社庁⁽²⁾

リンク

• 「諏訪神社（神奈川県小田原市）」『fujisanのブログ』2018年6月25日

参考資料

1. 神奈川県ホーム ＞ 教育・文化・スポーツ ＞ 文化・芸術 ＞ 宗教法人 ＞ 宗教法人について ＞ 神奈川県知事所轄の宗教法人 ＞ 宗教法人名簿（令和3年1月1日現在） ＞ その他1 宗教法人名簿（PDF：708KB）
2. 神奈川県神社庁ウェブサイト＞神社詳細＞諏訪神社、更新時期不明、2023年2月10日閲覧
3. 「諏訪神社が改修完了 例大祭で完成報告」タウンニュース 小田原・箱根・湯河原・真鶴版、2017年4月8日
4. 『風土記稿』
5. 小田原市公民館連絡協議会『公民館 市公連40年のあゆみ』同左、1993・平成5年2月、46頁