辻村文庫(つじむらぶんこ)は、1913年(大正2)4月20日に、壱丁田(浜町)に開設された私立の図書館(1:20)。辻村常助の援助を受けた辻村泰兄により、辻村本家所有地と倉庫2棟を用いて開設された(1:20)。
のち小田原商工補習学校が図書館に併設され、同校は相模学園小田原商業学校、小田原県立商業高校、県立城東高等学校(2023年現在の県立小田原東高等学校)の前身となった(1:20)。
1923年(大正12)9月1日、関東大震災のとき、火災で全焼した(1:20)。
参考資料
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松浦正郎「小田原が生んだ 辻村伊助と辻村農園」箱根博物会、1994