鉄牛寿塔鉄牛寿塔(てつぎゅうじゅとう)は入生田紹太寺の境内、主要伽藍跡の北側、長興山のシダレザクラから少し上った所にある同寺の中興開山・鉄牛(元禄13・1700没)の寿塔(生前に建てた塔婆)(1)。塔の高さは2.65m(3)

石碑背面の銘文に「貞享丁卯(貞享4・1687)七月廿六周甲吉辰/第二代嗣法門人超宗格造立」とあり、同年の建立とみられる(2)

1961年(昭和36)3月30日に、稲葉氏藩主時代(寛永9・1632 - 貞享2・1685)を偲ぶ遺跡として稲葉氏の墓所と共に小田原市の史跡に指定された(3)

参考資料

鉄牛寿塔への参道

  1. 『風土記稿』入生田村 紹太寺
  2. 2022年調査
  3. 小田原市文化部文化財課「史跡 ・稲葉一族の墓所と鉄牛和尚の寿塔」小田原市公式サイト、最終更新 2017年9月12日