銅造 如意輪観音菩薩坐像(どうぞう にょいりんかんのんぼさつざぞう)は、国府津宝金剛寺にある観音菩薩の坐像(半跏思惟像)。もともと「木造地蔵菩薩立像附木造如意輪観音像」として文化財指定されていたが、2002年(平成14)に地蔵菩薩像を修復した際に、木造ではなく銅造であることが判明。平安時代の金銅仏の例は少なく、像の造りも精緻であるとして、2005年(平成17)に単体で県の重要文化財に指定された。(1)(2)(3)

参考資料

  1. 國府津山 寶金剛寺 本尊・寺宝 仏像
  2. 小田原市文化部文化財課「彫刻・如意輪観音菩薩坐像」小田原市公式サイト、最終更新日 2013年5月31日
  3. 神奈川県教育委員会教育局生涯学習部文化遺産課『神奈川県 文化財目録 令和3年5月1日現在』2021年5月、p.28