風祭 光秀(かざまつり みつひで)、風祭大野之亮(かざまつりおおののすけ)は、風祭に住んだ、鎌倉幕府の執権・北条時宗の家臣。(1)
建長年間(1249-1256)に日蓮に帰依して、弘安3年(1280)の冬に身延山に参詣し、曼荼羅と蛇身解脱画像を授けられて、宅地の側に法華堂と七面社を建立したという。その子・妙音阿闍梨日行(元徳2年・1330没)は日蓮の弟子となって弘安5年(1282)9月に浄永寺の開山となった。光秀は同寺の開基とされている。(1)