飯田岡橋(いいだおかばし)は、飯田岡にある、狩川に架かる富水小学校の西、大雄山線飯田岡駅の東にある。

沿革

飯田岡橋はかつては木橋で、1984年当時も木橋の杭の跡が残っていた。ふだんは長い橋板3枚が互い違いに渡してあり、大雨のときには狩川が氾濫して流失し、新しい橋が架けられるまでは、川船が2艘両岸につながれ、太い針金を渡して、客が乗船して急いで対岸へ渡った(1)。舟の人足は飯田岡から2人ずつ出て、その番にあたった。1984年当時、飯田岡・福田寺の本堂裏に残されている舟は、この渡し舟と同じ型の舟である(1)

飯田岡橋や山道橋が流出したときには、たいてい地元請負で、冬季に復旧作業が行われた(1)

参考資料

  1. 山口義雄(談)穂坂正夫(記)「若い日のこと」富水西北史談会 編『ききがたり 富水西北の歴史 第1巻』富水西北公民館、1984・昭和59、47-49頁

Pages tagged “飯田岡橋”

Add new "飯田岡橋"