元町港から歩いてすぐ、車だとあっという間のところに位置する。
温泉入るとちょっとしょっぱい。シャワーを浴びても、、しょっぱい。 

あ、温泉だと効いてる感じが嬉しい。(20代女性)


このホテル、大島の元町で仕事があるとき必ず泊まっていた。役所も近いし、港も近いし、南島館かあちゃんも近い。
泊まると、なんだろう、仕事が捗ってつい、部屋で夜更かしとか徹夜とかしてしまうことが多い。この間も徹夜仕事をして、朝、温泉に浸かっていた。この温泉1986年の噴火のときに湧いたそうだ。テレビの映像や写真で真っ赤な溶岩の噴出や元町近くまで溶岩が流れてきて、消防車が水をかけていたのを覚えている。海水の影響を受けているのか塩分がある。湯船につかると身体が軽く、ふわっと浮く感じを味わう。俯せで縁に顎をのせて、丁度いい加減で徹夜明けのまどろみを楽しんでいたとき。

「おはようございます!」とやたら大きな声。
いつの間にか、うとうとしたようだ。えらく驚いた。

元気で礼儀正しいお父さんが入ってきた。神奈川県藤沢市からおいでだと。86年の噴火は藤沢からも見えて、ずっと見てたんだという。どこか旅しようと奥さんと相談していたら「そうだよ、見えてるのに、大島いったことないじゃん」となったそうだ。
藤沢から東海道線で小一時間。熱海について、いつものようにはそこで泊まらず、また船に乗るのがなんだかとっても楽しかったと。
「すごいね、あっと言う間についちゃうんだね」10時過ぎに熱海をでたら、11時には大島についているそうだ。藤沢からだと二時間で大島に付いちゃうんですね。

「やあ、昨夜の晩飯旨かったねえ。あの自分で揚げる天ぷら?すげえ、魚も野菜も最高だったよね。旨いよね」

「ご、ご免なさい。ぼく、いっつも島の仕事仲間と食べるので、宿で食べてないんですよ。そんなに良かったですか?」

「そうさ、自分で天ぷら揚げるんだけどね、すごい旨かったよ。絶対食べた方がいいよ。俺もまた食べに来るよきっと。レンタカーもね、ホテルの紹介でえらく値引きしてくれたんだ」

改めてネットで調べてみると、あった、あった「椿油のオイルフォンデュ」だって。なんと、油は椿油だったのか。これは食べないと。こんどは仕事じゃなくて、ゆっくり温泉に浸かり、宿でゆっくり飯を食いに行こうか。(40代男性)

白井社長への高校生インタビュー

 

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交通


元町港より徒歩9分