剣ガ峰付近の火口内壁には、節理構造の亀裂や堆積物の隙間などが多くあり、そこから1年をとおして噴気を噴出しています。噴気は、雨水や地下水が地下で熱せられて水蒸気になり、岩石の隙間を通って地表に出て冷やされ、水滴になったものです。
特に、気温が低くなる冬には、多量の白い噴気が立ち上ることが多くなります。
有毒な火山ガスは観測されていません(2011年1月現在)。