11月15日A火口噴火、19日A火口からカルデラへ溶岩流出、21日カルデラ内B火口列(割れ目噴火)、1時間半後外輪山C火口列(割れ目噴火)の相次ぐ噴火、C火口列11個の火口6番目の火口から溶岩が流れ出し、元町地区、元町港桟橋を目指して流れ出しました。21日夜半から22日にかけて、島外避難、1ヶ月後に帰島が26年前のドラマです。東京消防庁の隊員(大島出身10名が派遣)がポンプ車で海水をかけて溶岩の流れをくい止めました。この時の速度は時速1mでした。C火口列先端と溶岩樹型は人気のジオサイトです。

 

眺望

天皇陛下臨幸の記念碑

 

関連情報


  • 「1986年C火口列」(伊豆大島ジオパーク公式サイト/伊豆大島ジオパーク推進委員会)

1986年11月21日に外輪山北西山腹で起こった割れ目噴火によって形成された火口列です。南東から北西方向約1キロメ-トルに11個の火口が並んでいます。

C火口列から流出した溶岩流は元町市街方向に流下し、元町に迫った様子を観察することができます。C火口列の11番目では植生の回復の様子を観察することができます。

火口の中は強風の影響を受けにくく、水もたまりやすいため、植生が回復しやすいのです。

 

交通


大島バス三原山ライン「湯場三叉路」停下車、徒歩20分。または「新火口展望台」停下車、徒歩16分。
「湯場三叉路」停と、元町港、岡田港間の所用時間は、おおむね15分。「新火口展望台」停と、元町港、岡田港間の所用時間は、おおむね20分。
出帆港(大島では元町港か岡田港に客船が発着する。波風によって当日の朝発表される)によっ「三原山ライン」の出発、到着先が変わるので注意。
季節により、運行時間が違うので、時刻表等の確認が必要。出帆港で、路線図と時刻表が配布されている。
問い合わせ
04992-2-5522 

駐車場・トイレ有。