伊豆大島C級グルメ選手権(初回2011年の11月23日、第二回2012年11月23日)が定着しつつある。チャレンジ、カントリー、コミュニケーションの三つのCに、大島の海「シー(sea)級」というスペルが違う所までこじつけたイベント。B級よりも気負わないというメッセージ。


基本は島の人が島の味を知って、楽しんで、食のイベントが定着したら観光のイベントとして打ち出したい旨。青年団を卒業した元気のある中年?が頑張って活動していたものを、観光協会や東京都、大島町が応援する形でスタートした。第二回目をみると、島外の観光客もそれなりに足を運んでいた。

町役場の駐車場で開催されて、初回参加店は15店舗で、50食を出し、島民約千名の来場で楽しく盛り上がった。第一回優勝は元町の紀洋丸のべっこう寿司。第二回は、200食迄出食。紀洋丸が「雑魚丼」で連覇。徹夜して200食以上の丼を用意したという。


「大島の郷土料理簡単ガイド」に飲食店の位置が「島ごはん・島おやつマップ」に掲載され、大島の食材を使った料理がレシピ付きで載っているのが面白い。魚介の多くに「潜って採る」の表記も楽しい。

写真は紀洋丸のべっこう丼。透き通る白身の魚が独特の醤油と島唐辛子のつけ汁で仕上げあれている。漁のない日でも、魚を旨く保って食べてきた大島の食文化の一つと言われている。

この日、スーパーあんこ娘が会場で踊りました。