ヒグマ

●体長 約170280cm  ●体重 雄:約200400kg  雌:約100200kg

○生態

・日本最大の陸上哺乳類。アリ・ハチなどの昆虫や秋には遡上するサケ・マスを食べるので、肉食と誤解されるが、餌の80%以上は草木・果実などの植物である。

・近年、観光客がクマにえさを与えるせいで、最近は人を怖がらないクマが増えてきている。そのため「えさやり禁止」を呼びかけるポスターや、ステッカーなどを観光客に配って対策をしている。

 

キタキツネ

●体長 約6080cm  ●体重 約510kg  ●尾の長さ 約3050cm

○生態

・北海道全域に広く分布するアカギツネの一亜種である。

・本州や四国、九州にいる本土キツネより一回り大きく、背中の色が明るくだいだい色に近い。顎から腹にかけては白色。頭部中心にところどころ黒斑があり四肢の先が黒い固体が多い。尾の先は白い。大きな耳と長い尾が特徴である。

・町に下りてくることもあり、夕方や夜にかけて道路で見かけることがある。                                                                                                                                                     

イシイルカ

●体長 約230cm  ●体重 約130200kg

○生態

・胴に対して頭やひれが小さい。肌の色は灰黒色で胸びれの後ろから体の横にかけ白色のパッチがあり、外見はシャチに似ている。泳ぐ速さは速く、最高55km/hほどの速度で泳ぐことが出来る。数頭で群れをなし、船に接近して泳いだり飛んだりして遊んでいる事も多い。羅臼沖では春~秋に観察される。肉眼で観察することもできる。

 

カマイルカ

●体長 雄:約250cm 雌:約230cm  ●体重 雄:約200kg  雌:約150kg

○生態

・頭部は短く、クチバシも短い。胸びれは長く、背びれの形が草などを刈る鎌に似ていることが名前に由来している。体の色は白、黒、灰色の3色。船に近づいてくる事も多く、通常は数十頭もの群れを作って行動している。沖合にいることが多い。

 

クジラ

主羅臼ではマッコウクジラ、ツチクジラ、ミンククジラがみられ、そのうちマッコウクジラは最も多くみることができます。

クジラは哺乳類であるから呼吸はエラ呼吸ではなく肺呼吸をします。長時間潜水することも可能で、長いときにはおよそ1時間程度潜っていることのできる種類もいます。

よくクジラの写真やポスターで見かけるしっぽだけの写真は、クジラが潜水する瞬間の写真です。

ちなみに睡眠右脳左脳を同時に睡眠状態にせず交互に休ませているから睡眠しながら溺れることなく泳ぎ続けることができます。

ホエールウォッチングだけでなく「クジラの見える丘公園」で天気のいい日はみられるかも?

 

シマフクロウ

体重 雄:約3㎏、雌:約4kg  ●体長70~80㎝位になり、翼を広げると約2m

おもにに魚類を食べるが両生類甲殻類、鳥類、哺乳類なども食べます。

天然記念物に指定されており、シマフクロウは日本では北海道にだけ生息しています。

僅か130羽程度だけ生息していると言われおり、絶滅危惧種に指定されています。

一見、愛らしく見えるが、捕食時は一瞬にして鋭い爪で獲物をわしづかみ食すという恐ろしい一面ももっています。

羽ばたく姿はカラスやカモメに比べて大きさは一目瞭然で、滑空する姿はとても優雅で心を奪われます。

あまり普通には見れないが「鷲の宿」にいけばみることができるかも?

 

シャチ

シャチの平均の体長は、雄5.8m-6.7m体重が3.628kg-5.442kg雌の体長は、体重4.9m-5.8m体重1.361kg-3.628kgです。

シャチの両目の上方にアイパッチと呼ばれる白い模様があって、群れで行動するときに仲間同士で位置を確認したり、自身の体を小さく見せたりする効果があるそうです。

羅臼では、春から夏にかけて羅臼沖にシャチの群れが沢山やってきます。

 

エゾリス 

エゾリスの平均の体長は、22cm-27cm体重が330g-470gです。

オスとメスの差はほとんどないそうです。

冬眠せず真冬でも活動し活動範囲は、巣を中心として行っています。

出産する子リスは通常は3-4匹出産して、子育ては、メスだけで子育てをしています。

鳴き声は、「シュシュ」「ジュージュー」「グウウー」と鳴き分けているそうです

私は羅臼の町民体育館でみたことがあります。

 

エゾシカ

エゾシカは北海道に生息するシカの一種で知床羅臼のシカは一年中見られる。

春くらいになるとたまにシカの角が落ちている。

夏になると体育で外に出るとグラウンドにたくさんの鹿のふんが落ちている。夏に山を見るとほとんど毎日鹿が見られる。また、家の花や畑も鹿ネットなどをつけないと全部鹿に食べられてしまうので注意。

こういったエゾシカの被害が増えているのでエゾシカを駆除するという行動も行っている。

ニホンジカの亜種の中では最大級の大きさ。重さや脂肪体積は秋に最大となり、こうした特徴は多雪寒冷環境への適応と考えられる。

体毛は夏毛が茶色、冬毛が黒っぽい色で、おしりは季節問わず白色。

食性は草食性なので、イネ科植物などの草本や木の葉、冬場は雪下にある笹や枯れ葉、樹皮木の枝先を食べる。

 

エゾモモンガ

エゾモモンガは2009年頃、羅臼町町民体育館の壁の穴に住みついていた。

運が良ければ野生のモモンガを見ることができるかも・・・。

リス科モモンガ亜科モモンガ属タイリクモモンガ種亜種で、北海道に生息するモモンガ。

体の大きさは、頭から胴までが約15cm・尾の長さ約11cm・体重100gほど。

空を飛ぶことは遠くまででき、長いときには一度に50メートル飛ぶこともある。

食性雑食性で、基本的には植物性のものを食べているが、昆虫なども食べる。植物では樹木、樹皮、ドングリなどである。

愛らしい大きな瞳が特徴だ。