6月末。大通公園などの、立派な樹木で、カアカアうるさいのはハシブトガラス。


子供が巣立つ時季のようで「巣に近づいたもの」を襲う。というか、威嚇する。高いところにある巣に近くなる長身の男性の頭を狙うことがおい。また、子育ての時期は餌を大量に必要とするので、彼らも必死。危険を冒しても、後ろから手に持った食べ物やお弁当を狙ってくることが多い。

 

カラスが人を威嚇するのはほんの一時期何スケど。

「私はカラス。子供が巣立つときは、特に目が離せないのよ。子供って体がもう親と同じでもドンくさいんですもの。周りに危険がいっぱいだからばんばるわ」

「でも、あーた、そんなに騒ぐと、巣がどこにあるか、どんくさい雛がどこにいるか教えるようなもんね」

「どうしましょう。まるでその通りだわ」

「私はカラス、私たちの生態をよく観察して、人を襲わないように。すすきのや一般のゴミステーションでも、どうすれば街をあげてカラスの養殖をしないで済むか考えないとなんでも食べるわよ。普通にゴミをなくしてくれる存在にするのか、集めたゴミを散らかす存在にするのか、私たちの繁殖量を抑えるのか、人間次第よ」

「そうね」