小学校1年生の時から3年生の時まで
学校が終わると、まっすぐにこの児童会館へ通っていた。
いわゆる児童会館っ子。

うっすらとした記憶だけど、毎日が本当に楽しかった。

夏になると、『祭』と書かれた法被を着て、催し物をやっていた気がする。
体育館がお化け屋敷になっていて、お札をとって無事にゴールをすると
こふきいもが配られる。
そのこふきいもを誰よりもたくさん食べたくて、怖い怖いと言いながら
何度もお札を取りにお化け屋敷を走りまわった。

オセロ、百人一首、メンコ(パッチ)もいっぱい教えてもらって
外に出れば木に登って木の実をとったり、一輪車の練習したり。

子ども同士で喧嘩をしたときは
先生たちはすぐには止めに入らず、どうやって自分たちで解決するのかを見守ってくれていた。
見て見ぬふりではなく、ちゃんと見ていてくれてる事もわかっていて
子ども心だけどそれがとても嬉しかった。

そんな先生が大好きで
児童会館をやめてからは先生へ年賀状を出すようにもなった。

老朽化に伴い、今は北郷小学校と児童会館が合築したようで
私が知っている児童会館の姿ではないけれど
これからも子どもたちの心に残る会館であってほしいなと思う。