津軽出身の女将さんが、おかあさんとおばあちゃんに教わったという生姜味噌。
「いまだに母にいろいろおそわるので、、、」
札幌で津軽の伝統の味が伝えられ続けている。
やっぱり、これは津軽の味だったのか。
浪岡のかねさ株式会社の白味噌に生姜を煎りながら練りこんだもの。砂糖も入る。丁寧に練り上げると透明感が出てくる。生姜の風味と味噌の旨味、塩分、砂糖の甘まみで万能の調味料になる。子供のころ、海にいくと「海の家」で「おでん」があった。おでんといっても、こんにゃく、揚げかまぼこ、ちくわなんかをお湯であっためて、この味噌で食べるもで、出汁で炊いたいわゆるおでんとは違う。これが、なんともうまかった。これがおでんだと思っていた。
札幌のお店でこのかねさの味噌はどこでも売っていた。
この生姜味噌の味って札幌ラーメンにも引き継がれたのでは。札幌のラーメンに「かねさ」を使う店は今でも多いはずだ。
0円のキャベツに付けるために頼んだけど、あんまり旨いので、もう一回たのんで、舐めながら福司一杯のんじまった。
札幌は津軽からもらった文化が多い。そして、津軽から来て旨いものを作ってくれる嫁さんに感謝。