札幌市埋蔵文化財センター について知っていることをぜひ教えてください

 

北海道と本州以南の比較

北海道は日本国内の他の島々とは違う経緯を持っている。埋蔵文化財センターに、それがわかる展示がある。北海道の年表と日本の年表が並列して展示してある。日本列島、サハリン、ユーラシア大陸、千島の影響を受けた部分、本州、四国、九州が弥生時代に入った後も稲作を行わず縄文時代(縄文晩期)に分類される時期が続く。2300年前ごろまで。「続縄文化」時代が、1300年前ごろまで付いの後に「擦文文化」の時代がやってくる。この時期、アムール川の沿岸部から、サハリン、オホーツク海沿岸、南千島を舞台にしたオホーツク文化が並行する。800年ぐらい前に始まるアイヌ文化の時代になると、土器が作られなくなり、漆器や鉄器が生活の道具の主役になっていったという。

 

 

 

札幌駅や北大など、身近な場所の出土品からこの土地の歴史を感じられる

明治27年から28年作られたとされる高畑宣一(たかはたよしかず)の「旧琴似川流域の竪穴式住居跡分布図」には、たくさんの擦文文化の時代の竪穴式住居の跡が正確に描込まれている。そして、これが、例えば札幌駅や北大のエルムトンネルでの発掘調査で分かったことひゃ出土品がが展示されていた。交易があったことがわかる、弥生文化の土器やオホーツクの石器、そして、自分たちで作った土器や、焚き火の跡からコツコツ分類した鮭の骨や歯、植物の実があって、当時の食生活を想像するのが楽しい。発掘すると、この図とドンピシャなところに竪穴式住居の跡があるという。

わからないことがあったら、事務所に尋ねると、専門の方が対応してくださるので嬉しい。

 

 

 

 

ロビーにカフェ

中央図書館と同じ建物で、間のロビーにはカフェがある。

 

札幌市埋蔵文化財センター


〒064-0922 札幌市中央区南22条西13丁目1-1
電話番号:011-512-5430 ファクス番号:011-512-5467

市電「中央図書館前」停すぐ