兄の影響

 僕は、兄の影響を受けて大通高校、大通高校メディア局に入りました。福井のラウンドテーブルやIRODORI大通つうしんでとても活発だったのを見て、小学校高学年のときから大通高校しかないと思っていました。一年次の時は学校に慣れるのに必死でメディア局としての活動はあまりできずにいました。兄の知っている先生も多く学校の話で盛り上がりました。その時にいつも言われることが、「来年絶対に総合実践を取れ」でした。

ストーリーを一緒に輸出する

 午後部の僕には履修しにくい時間の授業でした。まあ僕もやりたかったので取ることにした。5月銀座はちみつフェスタの話が来ました。一年次のときに何もできなかったので今年こそはと立候補しました。面接が終わってすぐに結果発表でした、先生方からは全然できてないと厳しいコメントでした。しかし、できていないからこそ連れて行くと銀座行きが決定しました。銀座の会場についてまず思ったことは予想以上に盛り上がっているということでした。決してハチミツを馬鹿にするわけではないですが、ハチミツ関連の販売にこんなにたくさんの人が来ると思っていませんでした。販売をしてみて思ったことは試食をさせてください。と言ってくる人が多い、そして「このハチミツはこういうものです。」と説明をしようとしてもお客さんの方から「これはサラサラしていて」や「香りが強い」などと詳しく感想を話してくれるのです。飛行機の中でも商品の資料を読んで勉強していたのに資料に書いてあることはほとんどお客さんに言われてしまう。でも、試食だけのお客さんにはわからない面もありました。それはどんな風にこの商品ができたのかというストーリーです。生物部の生徒が養蜂をしたり、美術の授業でラベルをデザインしたりという話は僕らにしかわかりません。この振り返りで気づいたことですが、沢の鶴の代表取締役社長の西村さんは総合実践の授業で「ストーリーを一緒に輸出する」ということを言っていました。今になって点と点が線になりました。

○○と○○○○○○○○が繋がった

 チャレンジグルメコンテストの準備期間、普段料理をしない僕には活躍の場は中々ありませんでした。でも銀座での販売経験がある分、当日お店の前に立って接客をするとき戸惑うことはなかったし銀座よりも上手く接客することができました。レシピ開発は他の人が頑張っていたしプレゼンもとても良かった。チームのみんながそれぞれ得意なこと活かして賞を目指すことが楽しいということがよくわかりました。自分の得意なことを発見することもできた。

 銀座とチャレンジグルメが繋がった。  

人に合わせて仕事をする

 チャレンジオータムはこの授業の全員が参加しました。シフトがありその日によって一緒に販売をするメンバーが変わる。銀座やチャレンジグルメよりもその人に合わせて自分のポジションを変えていくことが難しかったです。例えばオータム一日目の販売では銀座に行ったメンバーがいてかなり早いペースで売ることができた。しかし他の日の販売はそうじゃなかったりした。それは決して人だけが原因ではないと思うけど、何か人も関係していのではないかと思いました。そのことに気づいてからは人に合わせて仕事をすることができました。

 できなかったこと

 ここまではたくさんの活動にチャレンジして自然に繋がっていったものですが、自分から繋げることもできたと思います。

 メディア局の僕には総合実践での学びをもっと発信することができた。ラジオやブログと繋げることができると思っていました。手を挙げることでいっぱいいっぱいで広げることが全くできなかった。でも今後何かの活動に参加するのであれば改善できると思う。いや改善する!