知床峠

 

知床峠 頂上
 

北海道羅臼町と斜里郡斜里町を結ぶ峠です。国道334号線で

冬で雪が積もったり、道路が凍結したりすると知床峠は通行止めになります。

冬場でも羅臼町から斜里町に行きたいのであれば、根北峠を通って遠回りすることで、斜里町へ行くことが出来ます。知床峠は標高738mでカーブが激しく、雨が降っていたり、霧がかかっていたりなどで視界がとても悪くなるため走行するには注意してください。峠の頂上では晴れていると、とても綺麗で自然豊かな羅臼岳や国後島が見られます。しかし霧や天候が悪いと何も見えません。その頂上の駐車場には、トイレや写真撮影が出来る所などがあります。

ただし残念ながら売店、お土産などはありません。

 

峠では自然の動物が道路に飛び出てくることが多々あります。特に鹿と車の衝突事故が多いです。動物が多いので注意が必要となります。もし、動物が道路にいたりしても餌をやらないでください。餌をもらった動物たちが

「道路に出れば餌がもらえるんだ!」など勘違いをしてしまうと大変です。こうして事故に遭って命を落としてしまう動物たちがいます。

もしも、峠で熊を見つけた場合は車からは絶対に降りないでください。

熊は時速約60kmと、とても足が速いので、もし追いかけてきたら大変です。

もし知床峠や羅臼で熊を見つけたら、羅臼町役場(0153-87-2126)にすぐ連絡などをして、熊を追い払ってもらいましょう。道路に出ると怖いと熊に思い知らせることが大切です。