青や赤の野菜たっぷりで

青菜とかミニトマトとか、冬になると北海道の地物はないのだけど、ビタミンAとか、ビタミンB1を摂れとか、カロリー取りすぎとか、飽和脂肪酸が多いとか、栄養士さんが指導してくれるので普段根菜で作る三平汁をアレンジ。笑

好きな出汁(一番出汁でも、パックの出汁でもいいけど、後で鮭の出汁が入るので、昆布を使うと妙に美味い。グルタミン酸系の調味料もすごく効く)をたっぷり引いて、トマトやニンニク(潰さないでひとかけ入れると、匂いは気にならず味が上がる)、キノコ類などを少し煮る。火を止めてから、スライサーなどで、簡単に細かくした、人参、玉ねぎに、豆苗、ほうれん草などの青菜を適宜ちぎって落として、少し置く。ここに味噌や醤油、塩で調味しても良いけど、先祖伝来の三平汁。しょっぱい焼き鮭の皮は美味しいからパリパリ食べて、残りをほぐして乗っけて、食べるときにかき混ぜたら、なんだか贅沢で美味いものになった。鮭茶漬けが美味いので、当たり前かと後で気づく。

寒くなる時期、体も皮下脂肪ためようとするからなあ。野菜と魚でお腹いっぱいにするかねえ。痩せるか?笑

参考材料

パック出し1
水4カップ
ニンニクひとかけ(皮付きのまま)
ミニトマト4個

人参4分の1、玉ねぎ 4分の1(スライサーで細切り)
ほうれん草1束
豆苗1パック

 

三平汁について

ちなみに、聞いた話を書いておくので、詳しい方があったら、間違いなどの修正、加筆を願いたい。

北前船が、旧暦の正月。今の2月ごろ、大阪を出て、赤穂で積荷を売って代わりに塩積んで、春一番に乗って、根室までやって来た。秋になったら、鮭を赤穂で積んだ塩たっぷりにつけて、山に積んだから山漬けといったと。船の中で水出し、熟成しながら、北風に乗って、暮れに大阪まで帰ると、新巻鮭をお歳暮にしたんだそうで。明治に入ってもしばらく北海道で大豆ができてなくて、味噌は移入の高級品だったので、魚の塩漬けを味噌がわりに調味料にしたのが三平汁なんだそうです。今じゃむしろ贅沢に、塩鮭の旨味を楽しみ汁にしてみる。

 

ジャガイモ、玉ねぎ、人参の三平汁もやっぱり旨い

水4カップ
塩鮭切り身1
人参、玉ねぎ、ジャガイモ各1、乱切り

三平汁

Add new "三平汁"